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プライバシー設計のための形式的なフレームワーク

MRI

発表日

2015/6/29

情報源

"Privacy by design in practice: reasoning about privacy properties of biometric system architectures", Julien Bringer et al. FORMAL METHODS 2015 http://fm2015.ifi.uio.no/

概要

フォーマルメソッドに関する国際シンポジウムFORMAL METHODS 2015のセキュリティに関するセッションにおいて、設計段階からプライバシーを確保するためのアプローチであるプライバシー・バイ・デザインに関してフォーマルメソッドを用いた方法が発表された。その研究は、産業界、大学、弁護士の共同によるものである。サーバ、セキュアモジュール、ターミナル、スマートカードなどから構成されるアーキテクチャにおいて、コンポーネントの役割とプライバシー確保のための技術の選択は、バイオメトリックシステムによるプライバシーに大きな影響を与える要素である。従来の研究では、プライバシーに関して事例ベースの議論を行っているため、理論的な根拠に基づく比較が困難であった。この研究では、プライバシーアーキテクチャを定義するための汎用的なフレームワークを与えることにより、適用する技術やアーキテクチャにおけるコンポーネントの役割の選択を明確になり、形式的にプライバシーの性質を推論するために有効であることを示している。

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