2010年5月6日
NextOp Software, Inc.
NextOp Softwareは、機能検証プロバイダとしてアサーションベース検証に力を入れてきたことを発表した。アサーションベース検証とは、バグやカバレッジホールを発見したり、検証の可観測性を高めるために設計およびテストベンチ情報を利用するもの。同社は同日、アサーション合成の主力製品であるBugScopeも発表した。主要技術の開発に4年間をかけ、複数の顧客で成功を収めた後で発表に至った。
「設計の複雑さは、RTL機能検証のプロセスが完全であるという我々の自信に悪影響を与えてきた。設計チームと検証チームのの間での現行の取り組みが次第に不適切なものになってきている。自分たちのチップが目的どおりに機能するという自信を両チームが持てるようなツールが必要である。」NextOp Softwareの社長兼CEOのYunshan Zhu氏はこう語った。「NextOpは4年間、アサーションベース検証のソリューションの構築に取り組んできた。その結果としてアサーション合成の製品BugScopeが生まれ、現在数社の顧客により使用されている。」