開発アプローチへの形式手法の活用に関するワークショップ FormSERA 2012 開催
MRI
情報源
http://www.formsera.org/FormSERA/Home.html
概要
アジャイル開発や様々な開発アプローチにおける形式手法の活用に関するワークショップFromSEARA (Formal Methods in Software Engineering: Rigorous and Agile Approaches)が開催された。ワークショップは、ソフトウェア工学に関する国際会議ICSE2012と併催となった。
会議のテーマは、アジャイル開発、要求獲得と分析、設計、テスト、リエンジニアリング、認証などにおける形式手法の活用が中心である。基調講演では、問題フレーム(ソフトウェア等に関する問題を識別し構造化するための分析手法)で有名なニューキャッスル大学の Michael Jacksonが、形式手法と構造化手法の関係についてふれている。最後のセッション4では、Event-Bによるリアルタイム検証に関するディスカッションが行われている。会議の組織委員会は、情報科学の技術移転の役割を担う研究所ISTI-CNR(伊)のStefania Gnesiなどから構成される。
解説
アジャイルやリアルタイム検証など、実用面に関心を持つ企業や大学研究者が参加しているが、大学研究者が中心である。
開催日時
2012/6/2
このページの先頭へ戻る